| 初タイ参戦記 |
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1.ウォーミングアップラップ
９日木曜日朝１０時、ツナギの入った超でかいボストンバックと機内持ち込み用コロコロかばんをＺ君に積み込んで、中部国際空港へ出発。ファルコン和田社長とは、ＪＡＬカウンターで待ち合わせだ。カウンターでは、良い席取ろうと和田さんが、ごねまくる。（どこにでもいるんだよねぇ、こういうおっさん。あ、和田さんごめんなさい．．）２時のフライトなので時間は、たっぷりある。まずは、お昼ごはんへ。なぜか乾杯！生ビールを２杯ゴッキュン（ぷっは〜．．ゲフ）
搭乗すると、俺達のシートは なんと非常ドア後の前のシートが無いところ。足は伸ばせるし、トイレは近いし、スッチーはすぐ来るし．．最高(^o^)／
さ、さすが和田さん．．ただのおっさんじゃない．．
この立地条件を活かさない俺たちじゃない。和田さんはビール、俺は赤ワイン６時間寝ずに４，５杯は飲みましたか？バンコクの空港に降り立った時、もうふらふら。
こうしてなんとかスターティンググリッドに到着。でも暑っつ〜。
２.オープニングラップ
バンコクの空港には、タイ在住の小島さん（２番目の写真右真ん中、奥は奥さん）が車で迎えに来てくれた。滞在中は、ほんと小島さん夫婦にお世話になりました（ありがとうございました。）
ホテルにチェックインして、最初に連れていってもらったのは、タイでタイランド選手権に参戦しているライダー阿部さん家（日本でもＫＳＲでレースしている人たちのカリスマだとか、タイでは主にアンダーボーンのバイクでレースしてる。）
タイでも、庶民的というか、いや庶民はこんなとこ住まないか？バイク屋さんみたいなとこを住居にしてしまっている。タイではふつーなのかな？
タ、タイすっげー てか、阿部さんスッゲー．．
興奮して、タイで最初の写真を撮らしてもらう（１番上の写真）
阿部さん家のとなりのレストラン（と言っても外だが．．）でみんなで晩飯。また、乾杯！トムヤンクン辛れ〜(T_T)でも旨めぇ〜。とにかく、タイにくればタイ料理に挑戦。いろいろ食った。ケロケロ君とか．．形を想像したくない魚とか．．でも虫君だけは、食えなかった(T_T)。
食事後、街に繰り出して、おっ、いました象さん。
てな具合で朝４時（日本時間６時）まで、オープニングラップは、延々と続きました。
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３.セカンドラップ
２日目は、お昼までゆっくり寝て（ほんとは、練習の予定だったが、練習できないとのことで、朝まで飲み会になった．．ほんと）、サーキットを偵察に．．コースは車のオークションかなんかで、誰もいないので、歩いて下見。コースは、わりときれいで大きい。が、コースアウトすると、そこは池．．しかもコースには、無数のタニシ？がゴロゴロ（これ踏んだらどうなるんだろ？）と不安を残しながらも、また飲み会へ（何しにきたんだろ？）。
飲み会では、タイ２ヶ月在住の第２ライダー澤くん、なぜかインドネシアのデイトナで働く小長井君、それに俺の後輩の横山君が合流。セカンドラップは、次の日のことも考えて２時ごろには終了。
３.３周目前半
３日目は、待ちに待った。レースだ。貸し出しバイクもあり、かなり盛況だ。タイまで来て当日エントリーというドキドキがたまらない。常に『なんとかなるでしょう』と言う和田さんの言う通り、言葉わかんないのにビギナークラスとエキスパートクラスのノーマルＫＳＲ耐久に奇跡的にエントリーできた。
初めてのＫＳＲで初めてのコース。ビギナークラスの練習で、コースを覚えて、エキスパートクラスの練習で、阿部さんについていこうとがんばって、１周目に転倒(T_T)、大破．．
昼飯食ってると、いきなりエキスパートクラスのレースがはじまり、こけずに４位で澤君へ、気合の走りで澤君転倒でビリけつ、あとは和田さんが処理係。
ビギナークラスは、俺が４位走行中３位を抜こうとがんばって、また転倒．．(T_T)
順位は落とさなかったが、ピットイン忘れて、もう何位かわからない．．
まぁ、結果はボロボロだったが、すっげー楽しかった。
いいよねぇ、異国でレースできるってさあ（でも、ほんとは勝ちたかった(T_T)）。
カリスマ阿部さん（タイ人と組んでたみたい）は、エキスパート優勝、オープンスプリントでも、３位とさすが。 |
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４.３週目後半
暑かったが、楽しいレースも終わり、チームのみんなで記念撮影（なんか最近俺、ファルコンのピットシャツばっかり着てるような．．）。みんな お疲れ様でした。
不思議だよね、どんなに暑くっても、どこで参加してもレースって楽しいんだから。参加してるライダー達も人種関係なく、走り熱いし。俺も もっと練習して速くなってリベンジに来なくちゃね。
５．ファイナルラップ
最終日、サーキットで和田さんのマフラーテストに付き合い。街で、ほんと現地の普段の料理を頂く。阿部さんお勧めのラーメンみたいなのにチキンのせチャーハン？とビール。うまい(^_^)
飛行機の関係上、４時間ほどして、また阿部さん家のとなりのレストランでご飯。これも、また激旨！帰って体重計のるのが怖い．．
阿部さんとは、お互い４０歳代ライダーとしてのレース観を語り、みんなで楽しい一時を過ごす。
６.チェッカーフラッグ
出発の時間も近づいたころ、食いすぎてお腹が痛くなってきた。レストランのトイレへ、紙が無い(T_T)、でも柄の付いた桶と水がある？？？
だめだ、できない（てか、わからない？）と、みんなのとこへ。
『阿部さんトイレ貸してくださ〜い』と俺
『いいけど、ここと一緒だよ』と阿部さん
『．．．(T_T)』と俺
阿部さん家で、タイ式トイレの仕方を教えてもらって、チェッカーフラッグ！
タイ人に限りなく近づけました。近づきたくなかったけど．．
みんな、またすぐ来るよねって言ってくれて感無量．．
阿部さんと握手して別れ、小島夫婦（国際カップルで、いつも一緒で絵に描いたようないい夫婦だ、２人とも親切だし）に空港まで送ってもらい。再会を誓い空港の中へ。
こうして、俺の長い初タイ挑戦は、終わった。
長くなって、ごめんなさい<(_ _)> |
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2009/07/13 19:01 |
